【7238】曙ブレーキは再建なるか…1Q決算はどうなった?

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今日の日経前場はじわ上昇でまずまずだったのですが、午後の安部総理の辞任表明によって、ガッツリ暴落を食らってしまいましたね。それにしても安倍さんが2012年から在任していたというのは改めて凄いと思いますね。先日(2020年8月24日)で連続在職日数2799日で歴代1位になっています。

しかし、辞任となると気になるのは次期首相ですね。石破氏や岸田氏、菅氏などが挙げられますが、あまり期待できないかな…というのが正直なところです。個人的には河野太郎氏なんかは面白そうですが、多分候補にならないでしょうね。笑

さて、本日決算発表があった企業はいくつかありましたが、その中のひとつ【7238】曙ブレーキについて分析していきたいと思います!

事業内容

曙ブレーキは、各種ブレーキおよびその構成部品・関連部品の製造・販売・研究開発を行っている企業です。ブレーキは、自動車、二輪車、鉄道、産業用機械用を製造しています。売上の多くは、北欧・日本で全体の70%を占めています。

日本では、トヨタや日産等の大手自動車メーカーへ供給を行っています。

出典:曙ブレーキ

株価の値動き

株価は直近での値動きが少ない状態が続いています。下のチャートは5年間の株価ですが、2018年あたりから大きく下落しています。勿論株価低迷にはちゃんと原因があります。

業績

ブレーキメーカー大手のはずが…

かつては、経済産業省の主導で国産車向けのブレーキ生産の拠点となり、シェアを伸ばしていましたが、買収の失敗当時売上高の28%を占めていたゼネラル・モーターに不良品を大量に納入したことによる失注で資金繰りがかなり悪化してしまいました。

2019年には私的整理の申請をし、560億円の債権放棄、子会社の規模縮小・閉鎖など再生計画を実施している最中です。2019年に株価がかなり落ち込んでいますが、これらのことが原因でしょう。

現在の経営状況

2020年3月期では営業利益37億で黒字、営業利益率が2%と昨年はある程度利益を確保できていますが、今期1Qでは新型コロナウイルスの影響で、営業利益△9億、最終利益△28億となっています。

自己資本比率は30%台にまで上昇していますが、利益余剰金は38億→9億円になり、四半期の赤字補填に昨年の利益をほぼ使ってしまったという状況です。業績予想は未定ですが、この経営難にコロナウイルスで相当厳しい状況に置かれているのは間違いありません。

今後の見通し

事業再生は困難か

このままどこからも支援が無ければ、中国企業による買収なども考えられます。実際かつてエアバックメーカー世界トップのタカタも不良品発覚による経営破綻後に中国企業によって買収されています。

曙ブレーキの場合私的整理で済んでいるのでまだ持ちこたえています。今でも日本・米国でブレーキパッドの40%をシェアしていますので頑張ってほしいですね。

株価が安い&暴落には必ず理由がある

曙ブレーキのように安い株や暴落には必ず理由があります。安い株を買おうとして暴落時に手を出すのは非常に危険です。私も何度か痛い目を見てきました。泣

チャートだけで判断するのでは無く、投資には経営状況・ニュースなど下調べを充分にする必要があると考えています。このブログで、経営状況を判断するにはどんなところを見ればいいかを知るきっかけになれば幸いです。(私自身勉強中ですが…)

株式投資に必要な決算書の読み方はいくつか本を参考にしています。よかったら読んでみてください。

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